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シカ防護柵を成功させるために


B.シカ柵で成功するために

3.柵の設置方法の見直し

 防護柵は十分なメンテナンスにより十分効果を期待できることがわかりました。
 しかしながら、事情により、十分なメンテナンスができない場合もあると聞きます。
 この場合、頻繁なメンテナンスが可能な場所と同じ設置方法では、
 メンテナンス不備により、防除が徹底しない可能性が高くなります。

 メンテナンスが十分に行なわれない場所では、以下の方法でシカ柵の設置を行なえば良いでしょう。

 ●林地を細かく柵で区切り、例えシステムの一部が破損したとしても、その被害を最小限にとどめます。

①林地を大きく囲む

林地を大きく囲むと一箇所の被害で全滅する
メリットとデメリット メリット:
①林縁を計測すれば良いだけで柵の必要な長さが把握し易い
②頭を余り悩ませることなく設計できる
③資材費も安くあがる

デメリット
①メンテナンス費用がかかる
②メンテナンスの頻度次第で防除が困難
②林地を細かく区切る
林地を細かく区切ると、
一箇所破損しても全体に被害が及びにくい
メリットとデメリット メリット
①一箇所の破損での食害被害は最小限

デメリット
①必要な長さが把握しにくく、設計には頭を悩ませる
②資材費が4~5倍かかる
③メンテナンスが不要にはならない


4.終わりに

ここまで、シカ防護柵の効果を十分に発揮するための方法を明らかにしてきました。
農業とは異なり、林業・造林における育林は単年ではなく、
長期間を要する営みであり、シカ柵においても、単に設置して終わりと言うわけではなく、
その効果を十分に発揮させるためには、長期間の確認・メンテナンスが必要だと言う事です。

折角導入された技術であっても、正しいメンテナンス無くして成林は望めないのです。

皆様の参考になれば幸いです。

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