ツリーシェルター(TS)とは

ツリーシェルター(TS)とは、「環境ストレスから幼齢木を保護し」、
「幼齢木の活着・成長を助け」、「苗木の初期成長を確保する」
多角型状、もしくは円筒状の保護筒です。

苗木の活着・成長促進に関わる要因について
@気孔の開放、効率的な光合成 日中、風を受けると植物体の気孔は閉じ、風がやむと気孔は開きます。
光合成は気孔を開いている時に行われますので、
風を受けない時間が長いほど気孔が開
放している時間が長くなります。

気孔が開放している時間が長くなると、当然、光合成する時間も長くなります。
A水分収支の改善 風の有無で植物体の根が吸った水分収支は変わります。
風を受ける場所では、植物体は強制的に水分を奪われるので(強制蒸散)、
その分水分を補
う必要があります。
風が比較的緩い場所では、蒸散量も少なく、補うべき水分量も少なくなります。
風を受けない植物体は強制蒸散も無いので、
根が吸い上げた水分を効率的に使うことがで
き、
風を受ける場所に比べて成長がよくなります。
風衝地で苗木の初期活着・生育が悪いのは良く知られていますが、
主に水分収支がうまくいっ
ていないのが原因です。
B紫外線のカット
植栽木の幼齢木、紫外線は生育を阻害する要因となる報告がなされています。
紫外線により植物体(主に葉)が傷み生育が阻害されるようです。
ヘキサチューブは紫外線を100%近くカットしています。
ただし、阻害するとわかっているのは幼齢木のみであり、
植栽数年後まで阻害要因である訳
ではありません。
あくまでも植栽数年後までと言えるでしょう。